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差別と偏見の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

言葉

「差別」と「偏見」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも自分以外の人やものに対する見方を表す言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「差別」と「偏見」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

差別の定義

「差別」を広辞苑で調べると、

差をつけて取りあつかうこと。わけへだて。正当な理由なく劣ったものとして不当に扱うこと。区別すること。けじめ。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「差別」は理由もなく差をつけて扱うことを意味することが分かりました。

「差別」にはさまざまな形態がありますが、悪い意味がほとんどで、正当な理由なく「劣っている」とみなされたものに対して拒否行為、除外行為がなされています。

世界には今も多くの「差別問題」が存在しており、人種、性別、宗教、文化、言語、病気など多岐にわたります。

偏見の定義

「偏見」を広辞苑で調べると、

かたよった見解。中正でない意見。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「偏見」はかたよった考え方を意味することが分かりました。

「偏見」は十分な根拠がないにもかかわらず多くの人が信じて疑わないことであり、「ステレオタイプ」とも言われ、主に悪い意味で使われる言葉です。

自分の持っている先入観が誤りだと分かった時に考えを修正できる場合は「偏見」ではなく「予断」と言い、間違っていると気がついてもなお修正できないものを「偏見」と呼びます

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つまり「差別」と「偏見」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 差別は「理由もなく差をつけて扱うことで、世界中で差別問題が存在する」
  • 偏見は「信じて疑わないかたよった考え方のことで、ステレオタイプとも言われる」

となり、「差別」は理由もなく差をつけて扱うことであるのに対し、「偏見」はかたよった考え方であることが分かりました。

関心と感心の違いはこちらでまとめています。

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