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温泉とスパの違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

建物・施設

「温泉」と「スパ」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも大きなお風呂に入ってくつろぐ施設ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「温泉」と「スパ」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

温泉の定義

「温泉」を広辞苑で調べると、

①地熱のために平均気温以上に熱せられて湧き出る泉。多少の鉱物質を含み、浴用または飲用として医療効果を示す。硫黄泉・塩化物泉・二酸化炭素泉などがある。日本の温泉法では、泉温セ氏25度以上か、1キログラム中に溶存物質を1グラム以上含むものなどをいう。いでゆ。
②を利用した浴場。また、それがある地域。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「温泉」は地熱で熱せられて湧き出る泉、またそれを利用した浴場であることが分かりました。

「温泉」は温泉法という法律で定められており、地中から湧き出る温度が25度以上であるか、25度以下であっても法律で定められた物質が規定量含まれていることが条件となります。

「温泉」の多くには鉱物やガスが含まれています。法律で定められている物質は硫黄やラジウム、水素イオンなど全部で19種類あります。

スパの定義

「スパ」を広辞苑で調べると、

鉱泉。温泉。また、それを利用した保養施設。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「スパ」は温泉を利用した保養施設であることが分かりました。

「スパ」はラテン語で「水の力で治療をする」という意味の「Salute Per Acquaintance」の頭文字をとった言葉です。

もともと水の力を使った治療を行なっていたものが次第に心身のリラクゼーションを目的としたものに変わっていきました。

「スパ」は温泉の他にも、プール、岩盤浴、エステなどのさまざまな癒しのサービスを提供する施設となっています。

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つまり「温泉」と「スパ」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 温泉は「地中から湧き出るお湯の温度が25度以上のもの、または温泉法で定められている物質を1種類以上含むもの」
  • スパは「温泉の他にプールやエステなどのリラクゼーション設備を備えた施設」

となり、「温泉」も「スパ」も心身の健康増進とリラクゼーションのために欠かせない施設であることが分かりました。

銭湯とスーパー銭湯の違いはこちらでまとめています。

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