「金属」と「貴金属」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも一般的に丈夫で様々な物の原料に使われる固体ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「金属」と「貴金属」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
金属の定義
「金属」を広辞苑で調べると、
固体状態で金属光沢・展性・延性をもち、種々の機械的工作を施すことができ、かつ電気および熱の良導体であるなどの性質をもつ物質の総称。常温・常圧の下で不透明な固体(水銀のみ液体)。比重4〜5より重いものを重金属、軽いものを軽金属という。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「金属」は固体の状態で光沢がある、形を変えられる、電機や熱を通しやすい、などの特徴をもつ物質であることがわかりました。
強度や耐久性を高めるために、別の種類の金属同士を合成することもあります。
代表的な金属として、鉄、アルミニウム、銅などが挙げられます。
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貴金属の定義
「貴金属」を広辞苑で調べると、
産出量が少なく貴重な金属。空気中で酸化されず、かつ化学変化を受けることが少ない。金・銀・白金・イリジウムなどの類。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「貴金属」は金属の中でも希少性の高いものを指すことがわかりました。
代表的な貴金属として、金、銀、白金などが挙げられます。
なかでも金は高い耐久性と腐食に強いため、劣化や変色を起こしにくい特徴があります。
そのため金単体でももちろん価値がありますが、表面を金で覆う金メッキなどのように、物体の保護においても重要な役割を果たしています。
つまり「金属」と「貴金属」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 金属は「光沢がある、形を変えられる、電機や熱を通しやすい、などの特徴をもつ物質」
- 貴金属は「希少性の高い金属」
となり、一般的な「金属」は入手しやすいため原材料として広く使用されるのに対し、「貴金属」は希少なため価値が高く、財産としての一面もあることが分かりました。
「アクセサリーとジュエリーの違い」についてもまとめています。
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