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通夜と逮夜の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

言葉

「通夜」と「逮夜」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも故人を偲ぶ日のことですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「通夜」と「逮夜」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

通夜の定義

「通夜(つや)」を広辞苑で調べると、

死者を葬る前に家族・縁者・知人などが遺体の側で終夜守っていること。近年は多く、告別式の前日、夕刻のみに行う半通夜をいう。おつや。夜伽(ヨトギ)。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「通夜」は亡くなった人を葬る前に家族や親戚、知人などが集まり、遺体を夜通し見守ることを意味することが分かりました。

一般的に「通夜」は亡くなった翌日に行われます。

現在では「通夜」は2、3時間ほどで終了しますが、親族、生前親しかった友人などが集まって故人の冥福を祈ります。

その後遺族は夜通し灯りと線香の火を絶やさないように見守ります。

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逮夜の定義

「逮夜」を広辞苑で調べると、

(「逮」は及ぶ意で、翌日に及ぶ夜の意)忌日の前夜。また、葬儀の前夜。宿忌。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「逮夜」は亡くなった日の前夜を意味することが分かりました。

「逮夜」は仏教では故人の命日や四十九日、一周忌などの忌日の前夜と定められています。

「逮夜」には僧侶を招いて供養する習慣があります。

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つまり「通夜」と「逮夜」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 通夜は「亡くなった日の次の日に行われることが多い。親族や親しかった人が集まって故人を偲ぶ日で親族は夜通し灯りと線香を灯し続ける」
  • 逮夜は「故人が亡くなった日、四十九日、一周忌などの忌日の前夜で、僧侶を招いて供養する」

となり、「通夜」は亡くなった日の次の日に行われることが多いのに対し、「逮夜」は忌日の前夜のことであることが分かりました。

死体と遺体の違いはこちらでまとめています。

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