「異彩」と「異才」と「異色」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも人と違った才能を持っていることを表す言葉ですが、それぞれに明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「異彩」と「異才」と「異色」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
異彩の定義
「異彩」を広辞苑で調べると、
異なった色どり。転じて、他とひどく異なった趣。きわだってすぐれた様子。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「異彩」は他と比べて大きく異なっている様子を意味することが分かりました。
「異彩を放つ」という使い方をしますが、これは他と違った独特な価値観をもっているなどして特に際立っている様子を表しています。
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異才の定義
「異才」を広辞苑で調べると、
人並すぐれた才能。また、それをもつ人。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「異才」は優れた才能、またそれを持つ人のことを意味することが分かりました。
「異才を発揮する」という使い方をしますが、これは優れた才能を発揮していることを表しています。
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異色の定義
「異色」を広辞苑で調べると、
①色が同じでないこと。また、普通とはかわった色。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
②かわった特色のあること。
とのことで、「異色」は変わった特色を持っていることを意味することが分かりました。
「異色」はいい意味でも悪い意味でも他と違っていて変わっていること、特に目立っていることを表しています。
つまり「異彩」と「異才」と「異色」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 異彩は「他と違って独特であり、際立っていること」
- 異才は「他と比べて際立って優れている様子」
- 異色は「いい意味でも悪い意味でも他と違っていること」
となり、「異彩」は他と違って独特であること、「異才」は優れた才能を持っていること、「異色」は他と違っていることであることが分かりました。
歌う・謡う・唄う・謳うの違いはこちらでまとめています。
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