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説明できる?ドリルとワークの違い。定義は?広辞苑より。

言葉

お勉強に使う「ドリル」と「ワーク」の違い、あなたは説明できますか?

家庭学習用の問題集には「ドリル」と書いていあるものと「ワーク」と書いたものがありますが、明確な違いを理解している人は少ないかもしれません。

このページを読めば「ドリル」と「ワーク」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

ドリルの定義

技能・能力を向上させるための反復練習。特に、基礎的な教育内容の反復練習による学習。また、それに用いる教材。

広辞苑 第七版 2135Pより [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「学習ドリル」などの名前で販売されているドリルは反復練習が基本となった教材であることが分かりました。

例えば、幼児向けのドリルにはひらがな・カタカナの「もじ」、数字・計算・時計の「かず」、挨拶や様子などの「ことば」の問題が載っていますが、1冊に似たような問題がいくつもあるのが特徴です。

このように学習の基礎を定着させるために同じような問題がいくつも載っている学習教材を「ドリル」と言います。

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ワークの定義

広辞苑には「ワークブック」で掲載がありました。

児童・生徒の自学自習のために編集した図書。学習帳。練習帳。

広辞苑 第七版 3153Pより [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、ワークはワークブックのことであり自習用の本などを指すことが分かりました。

学習用に販売されているワークブックは1冊の中に似たような問題があるのではなく、1冊の中に様々な角度から学習するバリエーション豊富な課題がまとめられています。

例えば幼児用のワークブックは、文字や数字と言った覚えるタイプの学習ではなく、ハサミやのりを使って何かを作ったり、実験をしたり、生活のマナーを学んだりと思考力や応用力を養うものとなります。

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つまり「ドリル」と「ワーク」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • ドリルは「反復学習により基礎を定着させるための教材のため、似たような問題が多い」
  • ワークは「思考力を養うことを目的としているため、課題のバリエーションが豊富」

とのことで、どちらも学習に使用する教材ではありますが学習の基礎のドリルと、多種多様な問題から思考力を深めていくワークとでは全く別物の学習であることが分かりました。

そのため、子供の自宅学習用に市販の教材を購入する場合などはドリルとワークどちらもを使うことでバランスの取れた学習が出来ます。

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