「コールセンター」と「テレアポ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも電話を使用する仕事ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「コールセンター」と「テレアポ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
コールセンターの定義
「コールセンター」を広辞苑で調べると、
電話対応業務を専門に行う部門または施設。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「コールセンター」は電話対応業務を専門に行っている場所であることがわかりました。
コールセンター業務には、顧客から電話がかかってくる受信メインの業務と、顧客へ電話をかける発信メインの業務があります。
それぞれの業務は以下のように分けられます。
〇受信メイン
・テレフォンオペレーター:問合せ全般に対応
・カスタマーサポート:商品についての問い合わせに対応
・テクニカルサポート:使い方など技術的な問い合わせに対応
〇発信メイン
・テレフォンアポインター:電話でアポを取る業務
・電話営業:訪問せずに電話で営業する業務
テレアポの定義
「テレアポ」は広辞苑に掲載がありませんが、「テレフォンアポインター」の略です。
アポインターとはアポイントメントを取る人のことで、広辞苑で「アポイントメント」を調べると、
面会・会合などの約束。アポイント。アポ。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことなので、「テレアポ」は電話をかけて商談の約束を取り付ける業務であることがわかりました。
コールセンターの発信業務のうちの一つで、新規顧客の開拓を目的として営業のための電話をかけ、訪問や面談のアポイントメントを取る仕事です。
これまで関わりのなかった相手に突然電話をかけることになるので、話を聞いてもらうためにはできるだけ簡潔に用件を伝えるスキルが必要不可欠です。
テレアポの勤務経験を積み重ねることで、自然に正しい言葉遣いとビジネスマナーが身につきます。
つまり「コールセンター」と「テレアポ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- コールセンターは「電話対応業務を行う場所」
- テレアポは「コールセンター業務の中のひとつで、電話で商談の約束を取り付ける」
となり、「コールセンター」では受信・発信の電話業務が行われていて、「テレアポ」はそのなかの発信業務に分類されることが分かりました。
アルバイトとパートタイマーの違いについてもまとめています。
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