「夢」と「ロマン」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも頭で思い浮かべる理想のことですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「夢」と「ロマン」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
夢の定義
「夢」を広辞苑で調べると、
睡眠中に持つ幻覚。ふつう目覚めた後に意識される。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
はかない、頼みがたいもののたとえ。夢幻。空想的な願望。心のまよい。迷夢。将来実現したい願い。理想。
とのことで、「夢」は眠っているときに見る幻想のほか、将来実現したいことや願望を意味することが分かりました。
子どもの頃よく聞かれる「将来の夢」は、将来実現させたいと願う事柄や未来への抱負、願望を意味しています。
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ロマンの定義
「ロマン」を広辞苑調べると、
近代にロマンス語で書かれた、伝奇的要素の多い散文物語。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
夢や冒険への憧れを満たす事柄。
とのことで、「ロマン」にはロマンス語で書かれた物語、夢や冒険への憧れという意味があることが分かりました。
「男のロマン」や「ロマン主義」など「ロマン」が付く言葉はたくさん存在します。それぞれ少しずつ意味は違いますが、どれも起源はロマンス語で書かれた小説の「ロマンス」から派生した言葉です。
多くの男性が想像する憧れのものを「男のロマン」と言いますが、これは非現実的なことが多く、女性にはなかなか理解ができないことを意味します。
つまり「夢」と「ロマン」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 夢は「将来実現させたいことや願い、または将来の自分に対する願望や希望、抱負」
- ロマンは「空想の中でイメージする非現実的な願望や希望」
となり、「夢」は将来実現させたいことであるのに対し、「ロマン」は非現実的な願望であることが分かりました。
お参りとお詣りの違いはこちらでまとめています。
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