「居候」と「下宿」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも他人の家に長期間住み込むことですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「居候」と「下宿」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
居候の定義
「居候」を広辞苑で調べると、
他人の家に寄食すること。また、その人。食客。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「居候」は他人の家に住み込み、衣食の世話を受けることを意味することが分かりました。
「居候」はお世話になる人に生活費を払わない、もしくは安い費用で養ってもらうことを言います。
お金がなくて住む場所や食べるものに困っている人をしばらく泊めてあげるときなどに使う言葉です

下宿の定義
「下宿」を広辞苑で調べると、
やや長い期限を定めて他人の家に部屋住みすること。また、その家。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「下宿」はある程度の長い期間他人の家に住むことを意味することが分かりました。
「下宿」は自宅の一部を貸す形が多く、学生のはじめての一人暮らしにしばしば「下宿」が選ばれます。
「下宿」を営む側を「下宿屋」と言い、部屋だけではなく日々の食事も提供しています。
「下宿」は旅館業法における宿泊施設に位置付けられており、宿泊料を受け取って営業しています。

つまり「居候」と「下宿」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 居候は「他人の家に泊まり込むことで、生活費を払わずに衣食住の世話を受ける」
- 下宿は「旅館業法で宿泊施設に位置付けられており、宿泊料金を支払ってある程度の長い期間食住の提供を受ける」
となり、「居候」はタダで住み込むことであるのに対し、「下宿」は宿泊料金を支払って部屋と食事の提供を受けることであることが分かりました。
寄宿舎と寮の違いはこちらでまとめています。
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