「スパッツ」と「レギンス」と「バイカーショーツ」の違い、あなたは説明できますか?
どれもピタッとした細身のパンツですが、それぞれに明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「スパッツ」と「レギンス」と「バイカーショーツ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
スパッツの定義
「スパッツ」を広辞苑で調べると、
伸縮性のある、腰から足首ほどまでの細身のタイツ。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「スパッツ」は伸縮性のある腰から足首までのタイツであることが分かりました。
「スパッツ」はスカートやズボンの下に着用することが多く、外から見えないようにするものです。
丈は短いものから膝丈、膝下などさまざまなバリエーションがあり、自分に合ったものを選ぶことができます。
レギンスの定義
「レギンス」を広辞苑で調べると、
脚にぴったりとしたズボン。伸縮性のある素材を用い、丈は膝から足首まで多様。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
乳幼児のズボンで、足先までを包むもの。
とのことで、「レギンス」は脚にぴったりとしたズボンや、乳児用の足先まで包むズボンを指すことが分かりました。
もともとは「レギンス」も「スパッツ」に含まれていましたが、そのうち、「スパッツ」はインナーとしてのタイツのことを意味するようになり、「レギンス」はズボンの一種で、アウターとして着用するものを意味するようになりました。
子ども用のレギンスも多く存在しますが、同じように大人用のレギンスもたくさんあります。
スキニーパンツのような見た目ですが伸縮性に優れた「レギンスパンツ」というものや、スポーツをする際に着用する速乾性に優れた「レギンス」もあります。
バイカーショーツの定義
「バイカーショーツ」は広辞苑掲載されていないためWikipedia等で調べると、「バイカーショーツ」はぴったりフィットする膝上丈のパンツであることが分かりました。
「バイカーショーツ」はサイクリストと呼ばれるロードバイクに乗る人が履いている「サイクルパンツ」がモデルになっています。
伸縮性に優れており、太ももにぴったりとフィットするのが特徴です。
つまり「スパッツ」と「レギンス」と「バイカーショーツ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- スパッツは「伸縮性に優れた細身のタイツで、インナーとして着用するもの」
- レギンスは「伸縮性に優れた細身のズボンで、アウターとして着用するもの」
- バイカーショーツは「サイクリストが履くサイクルパンツがモデルになっており、膝上丈の脚にフィットするパンツ」
となり、「スパッツ」は伸縮性のあるインナーパンツ、「レギンス」は伸縮性のあるアウターパンツ、「バイカーショーツ」は伸縮性があり、脚にフィットする膝上丈のパンツであることが分かりました。
ワイドパンツとガウチョパンツの違いはこちらでまとめています。
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