「トレーナー」と「スウェット」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも部屋着としてもお出かけ服としても着用できるゆったりした服ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「トレーナー」と「スウェット」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
トレーナーの定義
「トレーナー」を広辞苑で調べると、
(日本での用法)スウェット‐シャツに同じ。
広辞苑 第七版 2138Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「トレーナー」は「スウェットシャツ」と同じ意味です。
そこで「スウェットシャツ」を広辞苑で調べると、
裏起毛した綿ジャージー製の、頭からかぶって着るゆったりとした上着。運動着・日常着として用いる。
広辞苑 第七版 1544Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「トレーナー」は裏起毛の綿ジャージーで作られた、ゆったりとした上着であることがわかりました。
スウェットの定義
「スウェット」を広辞苑で調べると、
スウェット‐シャツ・スウェット‐パンツの略。
広辞苑 第七版 1544Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことです。
「スウェットシャツ」については上記で調べたため、続いて「スウェットパンツ」を広辞苑で調べると、
裏起毛した綿ジャージー製のゆったりとしたズボン。足首とウェストにゴムが入る。運動着・日常着として用いる。
広辞苑 第七版 1544Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「スウェット」は上下ともに素材は同じく裏起毛の綿ジャージーで、ゆったりとした作りの衣類であることが分かりました。
また、ズボンの場合には足首とウエストが、上着の場合には手首がゴムでキュッとなっているのが特徴でもあります。
さらに、「スウェット」は綿をジャージー織りにしたニット生地自体を指すこともあるため、「スウェット」とはスウェット生地から作られた上着やパンツであるということがわかりました。
つまり「トレーナー」と「スウェット」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- トレーナーは「裏起毛の綿ジャージー(=スウェット生地)で作られた、ゆったりとした上着で、スウェットシャツともいう」
- スウェットは「スウェット生地で作られた、ゆったりとした上着やパンツ」
となり、どちらもスウェット生地から作られている衣服ですが、「トレーナー」は「スウェット」の一種であることが分かりました。
コメント