「ファイル」と「フォルダ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもデータを保存するときによく目にする言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「ファイル」と「フォルダ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ファイルの定義
「ファイル」を広辞苑で調べると、
書類・資料などを整理し、綴じて保存すること。また、書類の綴込み。書類ばさみ。
広辞苑 第七版 2517Pより [発行所:株式会社岩波書店]
コンピューターで、意味的なまとまりをもったデータの集まり。
とのことで、パソコンなどでデータを保存するときに出てくる「ファイル」はデータの集まりを指すことがわかりました。
ファイルは大きく2つに分けられます。
・プログラムファイル:ソフトウェア全般
・データファイル:写真や動画、テキストなど、ユーザーが作成する個々のファイル
またファイルには、種類を表す「拡張子」というものがそれぞれ決められていて、アプリケーションがその拡張子に対応していないとファイルを開くことができません。
ひとことで画像ファイルといっても、jpg、png、gif、webpなど、様々な拡張子があるため注意が必要です。
フォルダの定義
「フォルダ」を広辞苑で調べると、「フォルダー(folder)」で掲載があり、正しくは「フォルダー」であることが分かりました。
コンピューターの補助記憶装置で、ファイルを分類・整理するための保管場所。フォルダ。
広辞苑 第七版 2532Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、パソコンなどでデータを保存するときに出てくる「フォルダ」はファイルの保管場所であることがわかりました。
パソコンやスマホの中にはたくさんのファイルがあるので、どこにファイルがあるのかわからなくなるのを避けるために、フォルダを使ってファイルを整理します。
フォルダはただの入れ物なので、中に入れられるファイルの種類に決まりはありません。また、フォルダの中にさらにフォルダを作ることもできます。
つまり「ファイル」と「フォルダ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ファイルは「データの集まり」
- フォルダは「ファイルをわかりやすく整理・分類するための保管場所」
となり、タンスで例えると「ファイル」は中にしまう服や下着などであるのに対し、「フォルダ」はタンスの引き出しであることが分かりました。
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