「同居」と「同棲」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも他の誰かと一緒に住むことを指す言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「同居」と「同棲」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
同居の定義
「同居」を広辞苑で調べると、
同じ家に共に住むこと。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
家族でない人が或る家族と共に同じ家で生活すること。
とのことで、「同居」は、家族などが同じ家で一緒に生活することを指す言葉であることが分かりました。
「同居」は夫婦・子供の家族で同じ家に住むことを指すのは勿論ですが、父母の兄弟等の親戚と済む場合にも「同居」となります。また、「同居」は「危険と同居している状態だ。」のように、さらされている状況や隣り合わせると言った意味合いでも使われます。
このようなことから、「同居」は誰かと一緒に住むことや、何かと隣り合わせている状況を表す場合に使用される言葉であることが分かりました。
同棲の定義
「同棲」を広辞苑で調べると、
一つ家にいっしょに住むこと。 特に、法律上の婚姻関係にない男女が同じ家に住んで生活を営むこと。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「同棲」は、一つの家に一緒に住むことを指し、世間一般的には結婚前の男女が同じ家に住んで生活することを指す言葉であることが分かりました。
「同棲」は結婚していない男女が二人暮らしをする場合に用いられる言葉なので、例えば、どちらかに子供がいてその子供も同じ家に住む場合は「同棲」とはならず「同居」と呼ばれます。
「同棲」は結婚前に同じ家に住んで生活をすることから、お互いの生活習慣が分かったり、結婚生活のシミュレーションが出来るといったメリットがあります。
つまり「同居」と「同棲」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 同居は「家族などが同じ家で一緒に生活すること」
- 同棲は「結婚前の男女が同じ家で一緒に生活すること」
となり、「同居」は夫婦・子供などの家族や親戚が同じ家で一緒に生活することであるのに対し、「同棲」は結婚前の男女が同じ家で一緒に生活することを指す言葉であることが分かりました。
「居候と下宿の違い」についてもまとめています。
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