「カリン」と「マルメロ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも見た目がよく似ている果実ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「カリン」と「マルメロ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
カリンの定義
「カリン」を広辞苑で調べると、
(「花梨」とも書く)バラ科の落葉高木。中国大陸の原産。古く日本に渡来した。高さ約6メートル。周囲2メートルに及ぶ。樹皮は毎年剝脱し、幹に青褐色の雲紋をあらわす。春の末、枝端に淡紅色5弁の花を開く。果実は黄色となり、芳香は強いが全体が木化して渋く、生食はできない。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「カリン」は中国原産のバラ科落葉高木であることがわかりました。
カリンの果実には非常に強い芳香があり、部屋に置くと自然な芳香剤として利用できるものの、渋いため生で食べることはできません。
一方でカリンエキスは喉に良いとされており、シロップやのど飴、咳止めなどにも使用されています。

マルメロの定義
「マルメロ」を広辞苑で調べると、
バラ科の落葉高木。中央アジアの原産。高さ約5メートル。葉は楕円形、裏面に綿毛を密生。春、白または淡紅色のボケに似た五弁花をつける。果実は黄色で球形または洋梨形、外面に綿毛を被り、甘酸っぱくて香気があり、普通、砂糖漬として食用。街路樹にも植える。セイヨウカリン(単にカリンとも)
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「カリン」は中央アジア原産のバラ科落葉高木であることがわかりました。
カリン同様に芳香が強く、やや甘い香りがあります。
果実は渋みが強いものの、加熱すると香りが増して甘みが出るため、ヨーロッパでは古くからジャムやリキュールに利用されています。
「西洋カリン」と呼ばれることもあります。

つまり「カリン」と「マルメロ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- カリンは「中国原産のバラ科植物で、果実は強い芳香があり薬用向き」
- マルメロは「中央アジア原産のバラ科植物で、果実は甘い芳香があり加熱すれば食べられる」
となり、どちらも強い芳香を持つ果実で生食には適しませんが、「カリン」はのど飴やシロップなどの用途で使用されるのに対し、「マルメロ」はジャムやスイーツに使用されることが分かりました。
「マンゴーとアップルマンゴーの違い」についてもまとめています。






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