「創業」と「設立」の違い、あなたは理解していますか?
「創業〇〇〇年」などの言葉をよく耳にしますが、「設立〇〇年」はあまり聞きません。
このページを読めば「創業」と「設立」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
創業の定義
事業を新しく始めること。
広辞苑 第七版 1684Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、創業は個人や法人に関わらず「事業を新たに始めること」を指します。
なので、創業と会社の設立が同時の場合もあれば、会社を設立する以前に事業を始めていた際は設立より創業が先になります。
また、会社にせず個人事業主として事業を行っている場合は、創業はしていても設立はしていない状態が成り立ちます。
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設立の定義
法人などの組織を新たに作り設けること。「会社を―する」
広辞苑 第七版 1644Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、設立は会社や学校などの「組織を作ること」を指します。
さらに、会社等の設立は「登記すること」が必要なため、設立した会社や学校などの組織は公的に認められたものとなり、「設立記念日」などは組織の登記申請が完了した日となります。
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つまり「創業」と「設立」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 創業は「個人・法人に関わらず事業を始めた日」
- 設立は「会社などの組織を登記した日」
となり、創業と設立は全く別の意味を持つことが分かりました。
創業と設立の年数が異なるのは登記前(個人事業など)で事業を始めていた場合が多いようです。
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