「コート」と「オーバー」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも一番外側に着る衣服ですが、明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「コート」と「オーバー」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
コートの定義
最も外側に着る衣服。外套。
広辞苑 第七版 1016Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、コートは一番最後に着る衣服の総称であることが分かりました。
コートには襟の形や素材などによってトレンチコートやレインコート、ボアコートなど数多くの種類が存在します。
オーバーの定義
オーバー‐コートの略。
広辞苑 第七版 385Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで「オーバーコート」で調べると、
防寒用のコートの総称。オーバー。外套がいとう。
広辞苑 第七版 385Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、オーバーはコートの一種であり、薄手のものやオシャレのためだけのものではなく、寒い冬に着る防寒用の厚手のコートの総称であることが分かりました。
「オーバー」の名の通り、その上にはもう何も着ることが出来ないほど厚手で一番外側に着る衣服となります。
確かに春や秋の涼しい季節に着る薄手のものは、コートとは言いますがオーバーとは言いません。
オーバーはウールやアクリルなどの素材で、生地が厚く、ピーコートやダッフルコートがこれにあたります。
つまり「コート」と「オーバー」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- コートは「外側に着る衣服の総称で、素材や形、生地の厚みなどに関わらず言う。」
- オーバーは「ウールやアクリルなどの防寒用の分厚いコートの総称」
となり、厚手で重みのあるコートがオーバーであることが分かりました。
しかし最近は「オーバー」という言葉はあまり耳にしなくなり、以前はオーバーと呼ばれていたものもダッフルコートやピーコート、はたまた「コート」と呼ばれることが多いようです。
他にも衣類に関する多くの違いをまとめています。
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