「アウトロー」と「アナーキー」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも秩序から外れているものを意味する言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「アウトロー」と「アナーキー」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
アウトローの定義
「アウトロー」を広辞苑で調べると、
(「法の埒外らちがい」の意)社会秩序からはみだした者。無法者。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「アウトロー」は社会の決まりから外れた存在であることがわかりました。
語源は英語の『outlaw』で、本来は「法の保護の外に置かれた者」という意味を持ち、犯罪者、無法者、反社会的な行動をとる者などを広く含みます。
現代の日本においては、実際の犯罪者だけでなく、常識的なルールから逸脱した価値観を持つ人物、大きな組織や権威に背を向ける者などを指すニュアンスでも使われます。
映画や小説などでは、正義よりも仁義や筋を重んじるようなアウトロー像が描かれることも多く、「型破りだが魅力的な人物」というイメージもあります。

アナーキーの定義
「アナーキー」を広辞苑で調べると、
無政府状態。無秩序。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「アナーキー」は秩序が失われてしまっている社会の状態であることがわかりました。
語源はギリシャ語の『an-(無)』と『archos(支配者)』に由来し、「支配者がいない状態」を意味します。
治安が維持されない状況などネガティブなイメージの多い言葉ですが、一方で「アナーキズム」という言葉があり、これは権力に頼らない自発的な秩序を目指す思想を意味します。
政府が不在の状態とは必ずしも混乱状態というわけではなく、権威から解き放たれているという意味も含んでいます。

つまり「アウトロー」と「アナーキー」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- アウトローは「法や社会規範に従わない人物」
- アナーキーは「政府が存在しない社会状態」
となり、「アウトロー」は個人の在り方を指す言葉であるのに対し、「アナーキー」は社会の構造を意味する言葉である、ということが分かりました。
「悪魔と死神の違い」についてもまとめています。






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