「ホワイトカラー」と「ブルーカラー」と「グリーンカラー」の違い、あなたは説明できますか?
いずれも職業を指すときに使われる言葉ですが、それぞれに明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「ホワイトカラー」と「ブルーカラー」と「グリーンカラー」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ホワイトカラーの定義
「ホワイトカラー」を広辞苑で調べると、
(肉体労働者に対し、白襟の服を着て事務所で働く人をいう)事務労働者。サラリーマン。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ホワイトカラー」は肉体労働ではなく事務作業や頭脳労働を主な仕事とする人を指すことがわかりました。
「カラー」は、色ではなく襟を意味する英語です。
スーツなど白い襟の服を着て働くことが多いことから、ホワイトカラーと呼ばれます。
ブルーカラーの定義
「ブルーカラー」を広辞苑で調べると、
(青襟の作業衣を着るからいう)肉体労働者。現場で働く労働者。青服。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ブルーカラー」は現場などでの肉体労働を主な仕事とする人を指すことがわかりました。
もともと肉体労働をする人の作業着は、汚れが目立たない青色が一般的でした。
そのため、作業着を着て働くことが多い職種はブルーカラーと呼ばれます。
グリーンカラーの定義
「グリーンカラー」は広辞苑に掲載がないためインターネットで調べてみると、比較的新しい言葉であることがわかりました。
グリーンは自然・エコのイメージがあるため、「グリーンカラー」とは主に自然環境に関連する分野に従事する労働者を指します。
具体的には、自然エネルギーやリサイクル事業、林業などに関連する職業が当てはまります。
つまり「ホワイトカラー」と「ブルーカラー」と「グリーンカラー」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ホワイトカラーは「白いシャツを着ているイメージで、頭脳労働が主な仕事」
- ブルーカラーは「作業着を着ているイメージで、肉体労働が主な仕事」
- グリーンカラーは「自然・エコのイメージで、自然環境に関することが主な仕事」
となり、それぞれの色と職業のイメージを結び付けて作られた言葉であることが分かりました。
他にも細かい分類をすると、全部で11種類の色に分けられるようです。
自動車の販売店とディーラーの違いについてもまとめています。
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