「庭師」と「造園業」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも庭園に関する仕事ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「庭師」と「造園業」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
庭師の定義
「庭師」を広辞苑で調べると、
庭園を作り、樹木などの手入れをする職業の人。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「庭師」は庭園で樹木などの手入れをする職業ということがわかりました。
「庭師」は、個人の庭や公園などの美化・管理を専門とする職人のことです。
植物の手入れや剪定、花壇のデザインや植栽、草取りなど、庭の美しさを維持するためのさまざまな作業を行います。
つまり「庭師」とは、庭や公園などで植物を管理する職人の総称であるといえます。
造園業の定義
「造園業」は広辞苑に掲載がないため「造園」を広辞苑で調べると、
庭園・公園・遊園地などを造ること。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「造園業」は庭園・公園・遊園地などを造る仕事ということがわかりました。
「造園業」は主に公共工事など、大規模なプロジェクトにおける庭園や公園の設計、建設、管理に従事する事業のことです。
「造園業」では、庭園デザイナーや庭園施工業者、庭園管理者など、複数の専門家がチームを組んで仕事に取り掛かります。
つまり「造園業」とは、庭園などを設計・建設・管理する大規模な事業であるといえます。
つまり「庭師」と「造園業」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 庭師は「庭園で樹木などの手入れをする職業」
- 造園業は「庭園・公園・遊園地などを造る仕事」
となり、「庭師」は庭や公園などで植物を管理する職人の総称で、「造園業」は庭園などを設計・建設・管理する大規模な事業であることがわかりました。
小売と卸売の違いはこちらでまとめています。
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