「アラモード」と「バナナスプリット」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもアイスなどが添えられたデザートを指す言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「アラモード」と「バナナスプリット」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
アラモードの定義
「アラモード」を広辞苑で調べると、
デザート類にアイスクリームを添えたもの。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「アラモード」はお菓子や果物にアイスクリームを添えたデザートであることが分かりました。
アラモードとは「流行」「最新の」「現代風の」「洗練されたもの」などを意味するフランス語で、フランスでは「最新の料理」という意味合いで、500年ほど前から使われるようになりました。
デザート自体は日本で生まれたとされています。
アラモードのなかでも、カスタードプリンにクリーム類やフルーツ類を添えたものは「プリンアラモード」、アップルパイなどの上にアイスクリームを乗せたものは「パイアラモード」と呼ばれます。

バナナスプリットの定義
「バナナスプリット」は広辞苑に掲載がないため実際のレシピ等を見てみたところ、バナナの上にアイスクリームを乗せたアメリカの代表的なデザートであることがわかりました。
バニラ、ストロベリー、チョコレートの3つの味のアイスクリームを縦にカットしたバナナの間に挟み、上からチョコレート・ストロベリー・パイナップルなどのソースをかけ、刻んだナッツとホイップクリーム、砂糖漬けのチェリーを乗せるのが一般的です。
華やかな見た目から、SNSを中心に日本でも注目を集めているデザートです。

つまり「アラモード」と「バナナスプリット」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- アラモードは「お菓子や果物にアイスクリームを添えたデザートで、日本発祥とされる」
- バナナスプリットは「縦半分に切ったバナナの上にアイスクリームを乗せたアメリカの代表的なデザート」
となり、どちらも果物にアイスクリームを添えたデザートですが、「アラモード」は日本発祥であるのに対し、「バナナスプリット」はアメリカ発祥であることが分かりました。
他にもケーキや菓子の違いについてまとめています。
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