「保育士」と「保育補助」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも子どもの保育にかかわる職業ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「保育士」と「保育補助」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
保育士の定義
「保育士」を広辞苑で調べると、
保育所等の児童福祉施設で児童の保育に従事する職員。厚生労働大臣の免許を要する。2001年、保母・保父の名称を改め、国家資格とした。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「保育士」は保育所などで児童を保育する、国家資格を有する職員であることがわかりました。
主に0歳から6歳までの子どもを対象に、健全な成長と発達を支援する役割を担っています。
保育士は、子どもたちの安全を守り、情緒の安定を図るだけでなく、遊びや学びを通じて社会性やコミュニケーション能力を育てることが求められます。
具体的な業務には、子どもの生活支援、遊びの計画・実施、発達の観察、保護者とのコミュニケーションなどがあります。
子ども一人ひとりの個性を尊重しながら、発達段階に応じた適切な支援を行います。
保育補助の定義
「保育補助」は広辞苑に掲載がないためインターネットで調べてみたところ、保育士の指導のもとで子どもたちの保育をサポートする職種であることがわかりました。
保育補助は主に、保育士が行う活動の手伝いや子どもたちの見守りを担当します。
例えば遊びや食事、トイレの支援を行うなど、保育士が子どもたちの指導を行いやすいようにサポートします。
保育補助には特別な資格は必要ありませんが、子どもと接することに対する理解や配慮が求められます。
つまり「保育士」と「保育補助」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 保育士は「子どもの健全な成長と発達を支援する職業で、国家資格が必要」
- 保育補助は「保育士のサポートを行う職業で、特別な資格は不要」
となり、どちらも子どもの成長を支える重要な職業ですが、「保育士」は保育に関する専門的な知識と技術をもつのに対し、「保育補助」は保育士の指導のもとで保育の手助けを行う、ということが分かりました。
「看護師と准看護師の違い」についてもまとめています。
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