「スーパー」と「ウルトラ」と「ハイパー」の違い、あなたは説明できますか?
どれも並外れた様子を表す言葉ですが、それぞれに明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「スーパー」と「ウルトラ」と「ハイパー」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
スーパーの定義
「スーパー」を広辞苑で調べると、
「超…」「上の」「より優れた」の意。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「スーパー」はある事柄をはるかに超えている様子、ということがわかりました。
アルファベットの「super」を和訳すると、「特別な」「素晴らしい」「一流の」「特大な」などの意味になります。
スーパーは特に優れた、他より抜きん出ている様子を表す言葉で、他の言葉と結びつき、複合語となることが多々あります。
例としては、スーパーヒーローやスーパーカー等です。
ウルトラの定義
「ウルトラ」を広辞苑で調べると、
「超」「過度」「極端」などの意。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ウルトラ」は極端に程度を超えている様子、ということがわかりました。
ウルトラは、スーパーの代わりに使用する場合、多くは「スーパー」の状態を超越したニュアンスとして表現されます。
またウルトラは、スーパーと同じように他の言葉の前につけ、複合語となることが多々あります。
ハイパーの定義
「ハイパー」を広辞苑で調べると、
「過度の」「超越した」の意。「スーパー」よりさらに強い意味で用いる。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ハイパー」はスーパーよりさらに突出した様子、ということがわかりました。
スーパーの対比として使用する場合、スーパーよりも程度が苛烈であることを意味します。
この場合、日本語ではスーパーを「超」、ハイパーを「極超」と訳します。
飛行速度を例に挙げると、マッハ約1.3以上をスーパーソニックと呼び、和訳は「超音速」です。
一方、ハイパーソニックは「極超音速」となり、超音速をはるかに上回るマッハ約5以上の高速を表します。
ハイパーも、複合語になることが多い言葉です。
つまり「スーパー」と「ウルトラ」と「ハイパー」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- スーパーは「ある事柄をはるかに超えている様子」
- ウルトラは「極端に程度を超えている様子」
- ハイパーは「スーパーよりさらに突出した様子」
となり、「スーパー」は日本語で表す場合に「超」とし、「ウルトラ」は日本語で表す場合「極端」とし、「ハイパー」は日本語で表す場合「極超」、であることがわかりました。
スーパーとコンビニの違いはこちらでまとめています。
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