「大衆文化」と「サブカルチャー」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも人気の文化を指す言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「大衆文化」と「サブカルチャー」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
大衆文化の定義
「大衆文化」は広辞苑での掲載がないため、「大衆」を調べたところ、
多数の人々の集まり。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「大衆文化」とは、一般大衆に広く愛される文化であることがわかりました。
大衆文化は、限られた富裕層だけのものや、ごく一部の人たちだけが楽しめるものではなく、広く大勢の人々が対象となる文化を指し、「ポピュラーカルチャー」や「ポップカルチャー」などとも言われます。
現代では、多くの人が楽しむことのできるスポーツや、テレビや映画などの娯楽も大衆文化と言えます。
サブカルチャーの定義
「サブカルチャー」を広辞苑で調べると、
正統的・支配的な文化に対し、若者など、その社会内で価値基準を異にする集団に担われる文化。下位文化。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「サブカルチャー」とは、正統な文化でなく、一部のマニアックな分野の文化であることがわかりました。
現在日本で「サブカルチャー」は、漫画・アニメ・アイドルなどに対して使われることが多く、中でもあまり知られていない、有名どころではない、漫画やアニメ、アイドル等を指すことが多いです。
つまり「大衆文化」と「サブカルチャー」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 大衆文化は「広く大衆に愛される文化」
- サブカルチャーは「正統派ではなく、一部のマニアックな分野の文化」
となり、支持している人の数によることが分かりました。
「マニアとオタクの違い」についてもまとめています。
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