「ライブ」と「フェス」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも音楽のイベントなどで使用される言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「ライブ」と「フェス」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ライブの定義
「ライブ」を広辞苑で調べると、
生放送。劇場・コンサートなどでの生演奏。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ライブ」は生放送やコンサートなどでの生演奏、ということがわかりました。
「ライブ」は一般に、録音や録画されていない生パフォーマンスを指します。
一方で、「コンサート」は音楽を中心としたイベントや演奏会を指す言葉です。
コンサートは生演奏である必要がないため、録音された音楽を使っても「コンサート」と呼ぶことができます。
日本では、「ライブ」はよりカジュアルな表現として使用され、「コンサート」はより格式のある表現として使用されることが多い傾向にあります。
フェスの定義
「フェス」は広辞苑に記載がないため「フェスティバル」を広辞苑で調べると、
祝祭。祭典。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「フェス」は祭典、ということがわかりました。
日本における「フェス」とは、祭りを意味する「フェスティバル」の短縮形で、いろいろな種類のイベントを指すのが一般的です。
つまり、「フェス」はイベント自体を指す言葉となります。
音楽フェスや食のフェスなどその内容は多彩ですが、基本的には多くのアーティストや店が一つの場所に集まり、一定の期間いろいろな活動をして楽しむ場です。
フェスには同じような趣味を持つ人々が集まるため、一種のコミュニティでもあります。
つまり「ライブ」と「フェス」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ライブは「生放送やコンサートなどでの生演奏」
- フェスは「祭典」
となり、「ライブ」は録音や録画されていない生パフォーマンスを指し、「フェス」はフェスティバルの短縮形でイベント自体を指す言葉、であることがわかりました。
公演と講演の違いはこちらでまとめています。
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