「肩代わり」と「立て替え」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも他人の負担を自分が引き受けるという意味がありますが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「肩代わり」と「立て替え」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
肩代わりの定義
「肩代わり」を広辞苑で調べると、
他人の負債・負担を代わって引き受けること。取引相場で、他人の建玉(たてぎょく)を代わって引き受けること。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「肩代わり」とはもともと相手が負担している義務・責任・費用を、自分が引き受けることを指すことがわかりました。
日常的な意味では、「借金の肩代わり」「家事の肩代わり」「仕事の肩代わり」など、金銭的なものに限らず、役割や責任まで含めて“代わって担う”行為を表します。
法律的な観点では、主に「債務者に代わって第三者が債務を引き受けること」を意味し、当事者間の合意や契約行為を伴います。

立て替えの定義
「立て替え」を広辞苑で調べると、「立て替える」で掲載がありました。
他人に代わって金銭・財貨などを出しておく。他人に代わって一時支払う。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「立て替え」は本来他人が支払うべき金額を、先に一時的に払っておくことであるとわかりました。
ここで重要なのは、あくまで“先に払う”だけであり、最終的には後で返してもらう前提があるという点です。責任の移転はなく、負担の主体はあくまで元の人のままです。

つまり「肩代わり」と「立て替え」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 肩代わりは「債務者に代わって第三者が債務を引き受けること」
- 立て替えは「“誰に返すか”が一時的に変わるだけで、債務そのものは債務者に残り続ける」
となり、「肩代わり」は責任そのものを“引き受けて替わる”ということに対し、「立て替え」は“仮に先払いする”だけで、責任は相手のままであることが分かりました。
「債務と借金の違い」についてもまとめています。






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