「売掛金」と「買掛金」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも会計用語として使用する言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「売掛金」と「買掛金」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
売掛金の定義
「売掛金」を広辞苑で調べると、
掛売りしたときに生じる債権。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「売掛金」とは商品やサービスを提供したものの、代金をまだ受け取っていない状態ということが分かりました。
企業は取引先を信用し、「今は代金をもらわないけれど、後日必ず支払ってもらう」という約束のもとで商品やサービスを提供します。
主に掛け取引(後払い)で発生し、企業にとっては将来入金される予定の債権です。決算書では「資産」に分類されます。
売上は計上されているため、実際の現金が入っていなくても収益として扱われるのが特徴です。
売掛金は必ず回収できるとは限らず、取引先の倒産などで未回収になるリスクがあります。そのため、実務では回収期限(支払サイト)を管理したり、必要に応じて貸倒引当金を設定したりします。

買掛金の定義
「買掛金」を広辞苑で調べると、
商品・原材料などを掛買いしたときに生じる債務。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「買掛金」とは商品やサービスを受け取ったものの、代金をまだ支払っていない状態ということが分かりました。仕入や外注費など、すでに費用や原価として発生しているものが対象です。
こちらも掛け取引で発生し、企業にとっては将来支払う義務のある債務です。決算書では「負債」に分類されます。費用はすでに発生している点が特徴です。
支払いが遅れると信用低下につながり、取引条件の悪化や取引停止の原因になるため注意が必要です。

つまり「売掛金」と「買掛金」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 売掛金は「すでに売ったけど、まだもらっていないお金」
- 買掛金は「すでに買ったけど、まだ払っていないお金」
となり、「売掛金」はもらう側の資産であるのに対し、「買掛金」は払う側の負債であることが分かりました。
「年商と売上高の違い」についてもまとめています。





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