「D2C」と「B2C」の違い、あなたは説明できますか？
どちらも商品の販売方法を表す言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「D2C」と「B2C」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
D2Cの定義
「D2C」は広辞苑に掲載がないためインターネットで調べたところ、「D2C」は「Direct to Consumer」の略であることがわかりました。
企業が自社で企画・製造した商品を、仲介業者を通さずに自社のECサイトや直営店舗などを通じて、直接消費者に販売するビジネスモデルです。
このビジネスモデルでは、企業は商品価格をコントロールしやすく、また消費者の声をダイレクトに収集することができます。
近年はSNSなどを活用してブランドのファンを育て、コミュニティ型のビジネスへ発展する事例も増えています。
B2Cの定義
「B2C」も広辞苑に掲載がないためインターネットで調べたところ、「B2C」は「Business to Consumer」の略で、企業が消費者に対して商品やサービスを販売するビジネスモデルの総称であることがわかりました。
オンライン・オフラインを問わず、スーパーや百貨店、ECモール、サブスクリプションサービスなど、私たちが日常的に利用している多くの取引がB2Cに含まれます。
そのため、D2CもB2Cの一種といえます。
B2Cにおける企業の特徴は、商品やサービスを多くの消費者に届けるために、流通網や販売ルートを多様化させている点です。
参入企業が多く競争も激しいため、顧客満足度を高める工夫やサービスの差別化が重要です。
つまり「D2C」と「B2C」の違いは？
つまりそれぞれの違いは
- D2Cは「企業が自社で企画・製造した商品を、仲介業者を通さずに直接消費者に販売するビジネスモデル」
- B2Cは「企業が消費者に対して商品やサービスを販売するビジネスモデルの総称」
となり、どちらも企業が消費者に商品を売る方法ですが、「D2C」は「B2C」の一部である、ということが分かりました。
「OEMとODMの違い」についてもまとめています。
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