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残暑と処暑の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

自然・現象・生物

「残暑」と「処暑」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも気候について表す言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「残暑」と「処暑」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

残暑の定義

「残暑」を広辞苑で調べると、

立秋後の暑さ。秋になってなお残る暑さ。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「残暑」は立秋(8月初旬ごろ)を過ぎてからも続く暑さということが分かりました。

日本では特に8月から9月にかけて暑い日が続いて感じられることが多いです。

厳しい暑さになる日もあれば、朝晩は涼しくなる日も増えてきたり湿度が高く、蒸し暑かったりする日もあります。台風や秋雨前線などの影響で、天気が変わりやすいのも特徴の一つです。

残暑による影響として、夏バテを引きずってしまう・体調を崩しやすくなる・食欲不振や睡眠不足になりやすいことがあげられます。

処暑の定義

「処暑」を広辞苑で調べると、

(暑さがおさまる意)二十四節気の一つ。太陽の黄経が150度の時で、暑さが止み、新涼が間近い日。7月の中ちゅう。太陽暦の8月23日頃に当たる。

とのことで、「処暑」は夏の暑さが峠を越え、少しずつ秋の気配を感じ始める時期であることが分かりました。

「処」は「止まる」や「収まる」を意味し、「処暑」は暑さが止まるという意味を持っています。実際にはまだ暑いこともありますが、少しずつ涼しくなり始めます。

まだまだ残暑が厳しい日もあるため、油断は禁物。体調管理に気を配りながら、秋の訪れを感じてみましょう。

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つまり「残暑」と「処暑」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 残暑は「立秋(8月初旬ごろ)を過ぎてからも続く暑さ」
  • 処暑は「夏の暑さが峠を越え、少しずつ秋の気配を感じ始める時期」

となり、「初夏」は夏のピークが過ぎた後も、暑さが残る現象で、湿度が高く蒸し暑く感じられることに対し、「処暑」は朝夕が涼しくなり、日中の暑さも和らぐことが多くなることが分かりました。

「夏日・真夏日・猛暑日・酷暑日の違い」についてもまとめています。

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