「ゆとり世代」と「ミレニアル世代」と「Z世代」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもある一定の時代の人たちのことを意味する言葉ですが、それぞれに明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「ゆとり世代」と「ミレニアル世代」と「Z世代」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ゆとり世代の定義
「ゆとり世代」は広辞苑に掲載がありませんでしたが、「ゆとり教育」が載っていました。
2000年代初頭に実施された学習指導要領の特徴をいう語。受験競争や知識の詰込みの緩和、自ら考える力の育成などを目的とし、「総合的な学習の時間」を新設、教科内容を三割削減するなどした。
広辞苑 第七版 2999Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ゆとり世代」は2002年から2011年の間に義務教育で「ゆとり教育」を受けた世代であることが分かりました。
「ゆとり世代」は1987年から2003年の間に生まれた人たちのことを指します。
教育指導要綱の改定により週休二日制を採用して授業を減らすことで、子どもたちがゆとりを持ち、自主性を高める目的で行われました。
また、この世代は「競争意識が低い」「指示待ち人間」「叱られることに慣れておらず嫌なことがあるとすぐに離職する」などと揶揄されることがあります。
ミレニアル世代の定義
「ミレニアル世代」は広辞苑に掲載がないためWikipedia等で調べてみると、「ミレニアル世代」は1980年から1995年の間に生まれた人たちのことを指すことが分かりました。
この世代はインターネットが普及していく中で共に育ってきたため、ITやデジタルの分野に親しみを持っている世代なのです。
Z世代の定義
「Z世代」は広辞苑に掲載がないためWikipedia等で調べてみると、「Z世代」は1996年から2015年の間に生まれた人たちのことを指すことが分かりました。
この世代は生まれたときからインターネットが当たり前の環境で育ち、令和時代の始まりと共に社会に出た世代であるとも言えます。
つまり「ゆとり世代」と「ミレニアル世代」と「Z世代」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ゆとり世代は「義務教育期間にゆとり教育を受けた世代」
- ミレニアル世代は「インターネットの普及と共に成長してきた世代」
- Z世代は「生まれたときからインターネットが当たり前の世代」
となり、「ゆとり世代」はゆとり教育を受けた世代、「ミレニアル世代」はネットと共に育った世代、「Z世代」はネットが当たり前の世代であることが分かりました。
若手社員と中堅社員とベテラン社員の違いはこちらでまとめています。
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