「搭乗口」と「搭乗ゲート」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも船や飛行機などに乗る時の案内で目にすることがある言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「搭乗口」と「搭乗ゲート」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
搭乗口の定義
「搭乗口」は広辞苑に掲載がないため、まずは「搭乗」について調べたところ、
艦船・航空機などに乗り込むこと。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことなので、「搭乗口」は船や飛行機などに乗り込むときの出入口であることがわかりました。
空港では保安検査場で荷物と身体のチェックを行って航空券やパスポートを確認した後、飛行機の出発直前に再度搭乗口で航空券やパスポートなどを提示し、飛行機へ乗り込みます。
空港内では「搭乗口○○番」といったように番号が振られ、出発便ごとに異なる搭乗口が割り当てられており、乗客はその搭乗口の近くで出発を待ちます。
広い空港ではかなり多くの搭乗口があるため、番号を間違えてしまうと乗り遅れるなどのトラブルが起こることもあります。

搭乗ゲートの定義
「搭乗ゲート」は広辞苑に掲載がないため、まずは「ゲート」について調べたところ、
門。出入口。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことなので、「搭乗ゲート」も船や飛行機などに乗り込むときの出入口であることがわかりました。
「搭乗ゲート」は英語表現をそのまま取り入れた外来語的な言い回しであり、特に空港内の案内板やアナウンスで使われることが多いです。
航空券には「Boarding Gate ○○」と書かれていることもあります。

つまり「搭乗口」と「搭乗ゲート」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 搭乗口は「船や飛行機などに乗り込むときの出入口で、最終チェックを行う場所」
- 搭乗ゲートは「搭乗口を英語由来の表現で言い直したもの」
となり、どちらも飛行機等の出入り口を指しますが、「搭乗口」は日本語的な表現であるのに対し、「搭乗ゲート」は英語由来の表現であることが分かりました。
他にも「乗り物」に関する違いについて多くの記事をまとめています。
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