「タバスコの赤」と「タバスコの緑」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも辛さを加えるための調味料ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「タバスコの赤」と「タバスコの緑」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
タバスコの赤の定義
まず「タバスコ」を広辞苑で調べると、
唐辛子を発酵・熟成させ、酢を加えて作った多く赤色の辛いソース。商標名。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、タバスコは唐辛子から作られた辛いソースであることがわかりました。
赤色をした製品が多く、刺激的な辛さと酸味が特徴で、世界各国でホットソースの定番製品とされていいることがわかりました。
タバスコの赤の原料は約5万スコヴィルの辛さをもつ赤い唐辛子で、これをウイスキーの樽に塩漬けにして発酵させた後、酢と混ぜ合わせて作ります。
唐辛子と塩と酢以外は何も入れていないので、タバスコ独特の辛さと酸味がそのまま味わえます。
洋食全般に合う味で、特に揚げ物料理とは相性が良いです。
タバスコの緑の定義
「タバスコ」の広辞苑上の意味は上で述べた通りなので、「タバスコの緑」についてさらにインターネットで調べたところ、タバスコの緑は約8000スコヴィルの辛さをもつ青唐辛子を原料とするタバスコであることがわかりました。
青唐辛子は赤唐辛子よりも辛さが弱く、ピーマンのような青臭さがあります。
青唐辛子に食塩、酢に加えてコーンスターチ等を加えて作られるもので、タバスコの赤と比較すると辛さは控えめで、よりフレッシュで軽やかな味わいが特徴です。
サラダや魚介料理、さらにはトルティーヤチップスなどと相性が良いです。
つまり「タバスコの赤」と「タバスコの緑」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- タバスコの赤は「赤い唐辛子を原料とする、刺激的な辛さが特徴のソース」
- タバスコの緑は「青唐辛子を原料とする、比較的まろやかな辛さが特徴のソース」
となり、「タバスコの赤」はトウガラシの辛さをしっかりと感じられるのに対し、「タバスコの緑」は控えめな辛さで幅広い料理に合わせられる、ということが分かりました。
「クレイジーソルトとマジックソルトの違い」についてもまとめています。
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