「シェアオフィス」と「コワーキングスペース」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも作業スペースに関する用語ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「シェアオフィス」と「コワーキングスペース」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
シェアオフィスの定義
「シェアオフィス」は広辞苑に記載がないためWeblio辞典等を調べたところ、「複数の利用者が、ひとつの建物や部屋を共有する形態の事務所」。
とのことで、「シェアオフィス」はひとつの建物や部屋を共有する形態の事務所であることがわかりました。
「シェアオフィス」は、複数の企業や個人でオフィススペースを共有する働き方のひとつです。
一般的なオフィスのように、個室や会議室など、ある程度区画されているのが特徴です。
「シェアオフィス」を利用するメリットは、個人でも充実したオフィス環境で作業できることや、オフィス制作の費用を大幅に削減できる点などがあります。
つまり「シェアオフィス」とは、一般的なオフィスに近い環境で仕事ができる事務所、であると言えます。
コワーキングスペースの定義
「コワーキングスペース」は広辞苑に記載がないためWeblio辞典等を調べたところ、「独立して働く個人が、机・椅子・ネットワーク設備などの実務環境を共有しながら仕事を行う場所」。
とのことで、「コワーキングスペース」はデスクやネットワーク設備を共有して仕事する場所、ということがわかりました。
「コワーキングスペース」はシェアオフィスと同様に、作業スペースを複数の企業や個人で共有する働き方です。
「シェアオフィス」との違いは、区画された空間が少なく、よりオープンな作業スペースであることや、短期的で柔軟な働き方を希望する人向けの事務所である点です。
「コワーキングスペース」はフリーアドレス制が一般的で、好きな席を選んで自由に作業することができます。
つまり「コワーキングスペース」とは、オープンな作業空間でより柔軟な働き方ができる事務所、であると言えます。
つまり「シェアオフィス」と「コワーキングスペース」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- シェアオフィスは「ひとつの建物や部屋を共有する形態の事務所」
- コワーキングスペースは「デスクやネットワーク設備を共有して仕事をする場所」
となり、「シェアオフィス」は一般的なオフィスに近い環境で仕事ができる事務所、「コワーキングスペース」はオープンな作業空間でより柔軟な働き方ができる事務所、であることがわかりました。
事務所と営業所の違いはこちらでまとめています。
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