「好き嫌い」と「食わず嫌い」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも好みを表す際に使用する言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「好き嫌い」と「食わず嫌い」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
好き嫌いの定義
「好き嫌い」を広辞苑で調べると、
すきときらい。転じて、えりごのみ。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「好き嫌い」はえりごのみ、ということがわかりました。
「好き嫌い」は、私たちが食べ物や活動、物事に対して感じる「好き」や「嫌い」の感情のことを指します。
例えば、ある人は野菜の食感が気に入り、野菜が好きだとします、一方で別の人は青臭い味が苦手で、野菜が嫌いだと感じるのが「好き嫌い」です。
このように、「好き嫌い」は実際にその物事を体験した結果、好きか嫌いかが決まります。
つまり「好き嫌い」は、個々の経験や感覚などによって形成されるもの、であるといえます。

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食わず嫌いの定義
「食わず嫌い」を広辞苑で調べると、
食べたこともなく、味も知らずに嫌いだと思い定めること。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「食わず嫌い」は食感や味を知らずに嫌いだと思い定めること、ということがわかりました。
「食わず嫌い」は、実際には食べたことがないのに、見た目や匂い、名前などの印象だけで嫌いだと思い込むことを指します。
例えば、見た目が奇妙な食べ物を見たときに、その外見だけで「これは食べたくない」と感じることが「食わず嫌い」です。
つまり「食わず嫌い」とは、先入観や思い込みによってその物事を嫌うこと、であるといえます。

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つまり「好き嫌い」と「食わず嫌い」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 好き嫌いは「えりごのみ」
- 食わず嫌いは「食感や味を知らずに嫌いだと思い定めること」
となり、「好き嫌い」は個々の経験や感覚などによって形成されるもので、「食わず嫌い」は先入観や思い込みによってその物事を嫌うことだとわかりました。
好意と厚意の違いはこちらでまとめています。
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