「創意」と「工夫」の違い、あなたは説明できますか?
「創意工夫」という四字熟語がありますが、「創意」と「工夫」のそれぞれに明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「創意」と「工夫」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
創意の定義
「創意」を広辞苑で調べると、
新たに物事を考え出す心。新しい思い付き。独創的な考え。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「創意」は新たに物事を考え出すこと、独創的な考えを意味することが分かりました。
「創意」は「創る」という字が入っている通り、何にもとらわれることなく、自分で新しく物事を考えようとする意欲のことを指しています。
また「創意工夫」という四字熟語がありますが、これを広辞苑で調べると、
独創的なアイディアを見出し、新たな方法を考え出すこと。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「創意工夫」は独創的なアイディアで新たな方法を考え出すことを意味しています。
工夫の定義
「工夫」を広辞苑で調べると、
いろいろ考えて良い方法を得ようとすること。また、考えついた方法。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「工夫」は色々考えて良い方法を得ようとすることを意味することが分かりました。
「工夫」は、より良い方法を目指して考えを巡らせ、時には試行錯誤しながら探し出すことを表しています。
何事も妥協したり諦めたりせずに、自分なりに工夫してみることで、より良い方法が見つかるかもしれません。
つまり「創意」と「工夫」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 創意は「物事を新たに生み出そうとする心」
- 工夫は「より良い方法を目指して考えを巡らせること」
となり、「創意工夫」という四字熟語があるように、何事も「創意」と「工夫」が大切であることが分かりました。
辞典・事典・字典・辞書の違いはこちらでまとめています。
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