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周年と年目の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

言葉

「周年」と「年目」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも時間の経過を示す言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「周年」と「年目」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

周年の定義

「周年」を広辞苑で調べると、

まる1年。ある時から数えて過ぎた年数。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「周年」はある出来事が起こった日から数えて、実際に経過した年数であることがわかりました。つまり、出来事が起こった年は0年目としてカウントされます
記念日やお祝いの場面で使われることが多く、特定の出来事を祝う際に使用します。

例えば、「会社が創立30周年を迎えた」という場合は、会社が創立してから単純に30年が経過したことを指すのではなく、その会社が30年続いたことを祝う、という意味を含んでいます。

特に重要視される周年には、10周年、20周年、25周年、50周年、100周年などが挙げられます。
これらの節目には、お祝いということで特別なイベントや祝賀会が行われることがあります。

年目の定義

「年目」は広辞苑に掲載がないためインターネットで調べたところ、ある出来事から経過した年数を表す言葉である、ということがわかりました。

継続的な状況や、ある出来事の継続的な年数を示す場合に用います。
例えば、「この会社は創立してから30年目である」という場合は、その会社を設立した年を1年目として数えており、会社が30年間続いているということを意味します。
単純に創立から30年が経過したというだけでなく、30年という長い期間続いたことを強調する目的があります。

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つまり「周年」と「年目」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 周年は「ある出来事が起こった日から経過した年数で、お祝いをするタイミングであることが一般的」
  • 年目は「ある出来事からどれぐらいの年数が経過したかを表す言葉」

となり、「周年」は出来事から経過した年数に対してお祝いの意味を含んでいることが多いのに対し、「年目」は単純に出来事からの経過年数を表す言葉である、ということが分かりました。

他にも「言葉の意味の違い」について多くの記事をまとめています。

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