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社団法人と一般社団法人の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

制度

「社団法人」と「一般社団法人」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも非営利の団体ですが、その設立方法や目的に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「社団法人」と「一般社団法人」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

社団法人の定義

「社団法人」を広辞苑で調べると、

法人となった社団。登記で成立する一般社団法人と、行政庁の認定を受けた公益社団法人とがある。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「社団法人」は複数の人が集まり、共通の目的のために活動する団体が法人格を得たものを指すことが分かりました。
法人格を持つことで、団体の名義で契約をしたり、資産を管理したりすることが可能になります。

社団法人には、登記を行うだけで成立する「一般社団法人」と、公益性が特に認められ、行政庁の認定を受けた「公益社団法人」の2種類があります。
これにより、「社団法人」という言葉は、大きく分けて2つのタイプの団体を含むものとして使われています。

「社団法人」は、非営利目的で活動するための法人であり、公共の利益を意識した団体として位置付けられています。

一般社団法人の定義

「一般社団法人」は広辞苑に掲載がないため法務省のサイトを見てみたところ、「一般社団法人」は、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(平成18年法律第48号)」に基づいて設立された社団法人のことをいい、一般社団法人は、設立の登記をすることによって成立する法人だということが分かりました。

一般社団法人は営利を目的としておらず、得た利益を構成員に分配することはできません。
収益が出た場合は、団体の運営や目的達成のために再投資される仕組みになっています。
たとえば、地域のスポーツクラブや文化活動団体が一般社団法人として運営されていることが多く、その活動を支えるための資金が会費や寄付金として集められ、地域社会に役立てられるのが特徴です。

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つまり「社団法人」と「一般社団法人」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 社団法人は「非営利目的で、公益性を重視した法人の総称」
  • 一般社団法人は「登記だけで設立でき、自由な目的で活動する法人」

となり、「社団法人」は公益性が求められる法人の全体的な呼称であるのに対し、「一般社団法人」は登記のみで設立可能な非営利法人であることが分かりました。

株式会社と合同会社の違いはこちらでまとめています。

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