「ロールパン」と「バターロール」と「テーブルロール」の違い、あなたは説明できますか？
いずれも丸いパンですが、それぞれに明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「ロールパン」と「バターロール」と「テーブルロール」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ロールパンの定義
「ロールパン」を広辞苑で調べると、
(和製語)パン生地を巻いて作る食事用の小形パン。バター‐ロール。テーブル‐ロール
広辞苑 第七版 より [発行所：株式会社岩波書店]
とのことで、「ロールパン」は丸い小型のパンであることがわかりました。
「ロール」には「巻く」という意味があり、生地を巻き込むようにして成形されることが多いため、この名前が付けられました。
ロールパンは軽くてふわふわした食感が特徴で、主に食事用のパンとして広く親しまれています。
バターロールの定義
「バターロール」を広辞苑で調べると、
バター風味のやわらかい小型ロールパン。
広辞苑 第七版 より [発行所：株式会社岩波書店]
とのことで、「バターロール」はロールパンのなかでも特にバターを多く使ったパンであることがわかりました。
バターロールはバターの風味が豊かで、焼き上がりがしっとりとした質感に仕上がるのが特徴です。
食事用のパンとしても、デザートとしても楽しむことができます。
テーブルロールの定義
「テーブルロール」は広辞苑に掲載がないためインターネットで調べたところ、主に食事の際にテーブルに並べられるパンで、ロールパンの一種であることがわかりました。
テーブルロールは食事用としての役割が強く、シンプルな味わいとなっているのが特徴です。
そのため、バターやジャムを塗って食べたり、スープやお肉料理と一緒に食べたりすることが多いです。
つまり「ロールパン」と「バターロール」と「テーブルロール」の違いは？
つまりそれぞれの違いは
- ロールパンは「ころんと巻いた小型のパン」
- バターロールは「ロールパンの一種で、バターを多く含むパン」
- テーブルロールは「ロールパンの一種で、シンプルな味わいのパン」
となり、どれもロールパンの一種ですが、「バターロール」は甘味があってデザートとして食べられるのに対し、「テーブルロール」は食事に合わせやすいようにシンプルな味になっていることが分かりました。
「イギリスパンと食パンの違い」についてもまとめています。
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