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日本銀行と中央銀行の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

建物・施設

「日本銀行」と「中央銀行」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも銀行の種類の一つですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「日本銀行」と「中央銀行」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

日本銀行の定義

「日本銀行」を広辞苑で調べると、

日本の中央銀行。1882年(明治15)日本銀行条例に基づいて創立。国庫金の取扱、銀行券の発行などを行うのみならず、経済・金融の中枢機関として種々の活動を営む。1942年日本銀行法により改組、49年運営・機能・金融政策の最高意思決定機関として政策委員会を設置。97年同法改正により政府からの独立性を強化。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「日本銀行」は国家の金融政策を担う重要な機関として、国内外の金融市場に対してさまざまな役割を果たしている銀行であることがわかりました。

主な業務には、通貨の発行、金利の調整、金融機関への貸出などがあります。
なかでも特に大きな役割として、金利政策を通じて経済の安定を図ることが挙げられます。
具体的には、政策金利を調整することで、物価の安定を目指し、景気の過熱や冷え込みを防ぐための施策を行います。
また、金融システムの安全性を確保するために、金融機関の監視や必要な支援も行っています。

中央銀行の定義

「中央銀行」を広辞苑で調べると、

一国の金融界において中枢的地位を占める銀行。銀行券の発行(発券銀行)、政府の預金管理(政府の銀行)、市中銀行からの当座預金の受入れ(銀行の銀行)などの機能を持ち、金融政策を行う。日本銀行・イングランド銀行の類。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「中央銀行」は一般に通貨の発行や金利の調整、金融システムの安定を図る役割を持つ機関を指します。

中央銀行の主な機能として、通貨の発行、金利の設定、金融機関への貸出、国際金融市場との関わりなどがあります。
中央銀行は各国に存在し、その機能や役割は国によって異なることがありますが、共通して国家経済の安定に寄与することを目的としています。
なお、日本の中央銀行が「日本銀行」に該当します

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つまり「日本銀行」と「中央銀行」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 日本銀行は「国内の金融政策を実施する機関」
  • 中央銀行は「各国に存在する金融政策の実施機関」

となり、「日本銀行」は日本の経済活動に関する業務を取り扱うのに対し、「中央銀行」は各国でそれぞれの国の経済活動に関する業務を取り扱う銀行であることが分かりました。

「銀行と信用金庫の違い」についてもまとめています。

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