「内定」と「内々定」の違い、あなたは説明できますか？
どちらも就職に関する用語ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「内定」と「内々定」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
内定の定義
「内定」を広辞苑で調べると、
内々に定めること。また、その決定。
広辞苑 第七版 より [発行所：株式会社岩波書店]
とのことで、「内定」は内々に定めること、ということがわかりました。
「内定」は、企業が正式に採用通知し、求職者と労働契約が成立した状態です。
「内定」は正式な採用決定であり、法律上、企業と求職者の間に雇用関係が生まれます。
つまり「内定」とは、正式に労働契約が成立した状態、であるといえます。
内々定の定義
「内々定」は広辞苑に記載がないためWeblio辞典等を調べたところ、人材採用に先立ち、口頭などで内定を通知すること。
とのことで、「内々定」は口頭などで内定を通知すること、ということがわかりました。
「内々定」は、企業が求職者に、「採用予定」であることを口頭やメールなどで伝えることを指します。
「内々定」はあくまで、「内定を出す可能性が高い」という状態であり、正式な書類や法的効力などはありません。
そのため企業は、比較的簡単に「内々定」を取り消すことができます。
つまり「内々定」は、内定前の段階で採用予定であることを伝えること、であるといえます。
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つまり「内定」と「内々定」の違いは？
つまりそれぞれの違いは
- 内定は「内々に定めること」
- 内々定は「口頭などで内定を通知すること」
となり、「内定」は正式に労働契約が成立した状態で、「内々定」は内定前の段階で採用予定であることを伝えること、であるとわかりました。
就職・転職のUターンとIターンとJターンの違いはこちらでまとめています。
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