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麦と小麦の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

食べ物

「麦」と「小麦」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも穀物であり、主食や加工食品には欠かせない穀物ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「麦」と「小麦」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

麦の定義

「麦」を広辞苑で調べると、

イネ科に属するオオムギ・コムギ・ハダカムギ・ライムギ・エンバクなどの総称。また、其の穀実。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、麦はイネ科に属する穀物の総称であり、炭水化物を多く含んでいることが分かりました。

栽培方法は乾燥や寒冷な気候に強いため、多様な環境で育てやすいです。

地域ごとによって種類や用途に応じて様々な利用がされてていて、家畜の飼料にもオオムギやオーツ麦と幅広く使用されています。

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小麦の定義

「小麦」を広辞苑で調べると、

イネ科の一年生または二年生作物。一粒系・二粒系・普通系に三大別され、普通系に属するパンコムギが最も広く栽培される。原産国は西アジアで、その起源は木原均が確認。世界で最も広く栽培される重要な作物で、栽培の歴史も極めて古い。日本には古くイネと前後して渡来したとされる。秋播のいわゆる冬小麦が普通であるが、寒冷地(春小麦)とされる。果実は粉としてパン・うどん・麩・菓子などの原料。また、味噌・醤油の原料、飼料。茎は帽子・麦藁細工の材料。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「小麦」はイネ科コムギ属で世界中で重要な作物であることがわかりました。

栄養価も高く、タンパク質、ミネラル、ビタミンも豊富に含んでいます。またグルテンも含まれていて、パンやパスタのように弾力のある食感が特徴です。

比較的温暖で乾燥した地域に適しているため、世界各地の温帯地域で広く栽培されています。

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つまり「麦」と「小麦」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 麦は「イネ科に属する穀物の総称で炭水化物を多く含んでいる。
  • 小麦は「イネ科コムギ属で、春小麦や秋小麦など収穫時期が異なるものがある。

となり、「麦」は穀物の総称であるのに対し、「小麦」は主に加工され、原料として幅広く使用されることが分かりました。

「薄力粉・中力粉・強力粉の違い」についてもまとめています。

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