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民衆と大衆の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

言葉

「民衆」と「大衆」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも私たちのように日々生活をしている人々のことを意味する言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「民衆」と「大衆」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

民衆の定義

「民衆」を広辞苑で調べると、

世間一般の人民。庶民。大衆。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「民衆」は世間一般の人を意味することが分かりました。

「民衆」は社会を構成している多くの人々のことを言い、大勢の人が集まっていることを意味しているわけではありません。

「民衆」はごく一般の人々ですが、テレビや新聞、学校の歴史の授業などで学んだように、ときに政治への不満から大勢で集まって反対運動を起こすことがあります。

一般市民でも多くの力が集まれば立場が上の人の権力に立ち向かうことができることもあります。

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大衆の定義

「大衆」を広辞苑調べると、

多数の人。多衆。民衆。特に、労働者・農民などの一般勤労階級。
社会学で、属性や背景を異にする多数の人々から成る未組織の集合的存在。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「大衆」は労働者や農民などの一般階級の人を意味することが分かりました。

「大衆演劇」というものがありますが、これは一般市民の娯楽のための演劇で、ミュージカルや歌舞伎、舞踊などさまざまなジャンルがあります。

「大衆」は「民衆」とほとんど同じ意味合いで使われます。

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つまり「民衆」と「大衆」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 民衆は「労働をしている多くの一般市民のこと」
  • 大衆は「多くの一般市民のことで、民衆とほとんど同じ意味合い」

となり、「民衆」は多くの一般市民のことであるのに対し、「大衆」は「民衆」とほとんど同じで一般市民のことであることが分かりました。

ゆとり世代とミレニアル世代とZ世代の違いはこちらでまとめています。

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