「many」と「much」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも「たくさんの」という意味をもつ言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「many」と「much」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
manyの定義
「many」は広辞苑に掲載がないためインターネットで調べたところ、「many」は主に数えられる名詞に対して使われる形容詞であることがわかりました。
数えられないもの、例えば液体や抽象的な概念には使うことができません。
例えば、「many apples」(たくさんのりんご)や 「many books」(たくさんの本)のように、実際に数えることができるものに使います。
複数形の可算名詞と組み合わせる使い方が基本となります。
また、「many」は、数が多いという概念に焦点を当てていますが、単に数が多いだけでなく、その多さに対して強調する意味も込められていることが多いです。

muchの定義
「much」は広辞苑に掲載がないためインターネットで調べたところ、数えられない名詞に対して使う形容詞であることがわかりました。
例えば、「much water」(たくさんの水) や「much time」(多くの時間)のように、量が抽象的で個別に数えることができないものに使用します。
不可算名算と組み合わせる使い方が基本となります。
なお、日常会話では「much」は否定文や疑問文(How much 〜?)で使われることが多いです。
肯定文で使うと、フォーマルな響きになります。


つまり「many」と「much」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- manyは「数えられるものがたくさんある場合に使われる形容詞」
- muchは「数えられないものがたくさんある場合に使われる形容詞」
となり、どちらも「たくさんの」という意味を持ちますが、「many」は数えられる名詞とセットで使うのに対し、「much」は数えられない名詞とセットで使う、ということが分かりました。
他にも「言葉の意味の違い」に関する記事を多くまとめています。
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