「リップクリーム」と「リップスティック」の違い、あなたは説明できますか?
唇を保護するために塗るものを「リップ」と言ったりしますが、これはリップクリームとリップスティックどちらを指しているのか知っていますか?
このページを読めば「リップクリーム」と「リップスティック」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
リップクリームの定義
唇が荒れないように塗るクリーム。
広辞苑 第七版 3079Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、リップクリームは和製英語であり、唇がカサカサになったり、ひび割れや皮むけなどをしないように保護する目的で使用するクリームであることが分かりました。
中には色付きのものもありますが、基本的には無色透明または白っぽいのが特徴です。
クリームと言う名前ではありますが、手を汚さずに塗れるスティック状の繰り出し式のものが一般的です。
日本では保護目的で使用するこのリップクリームのことを省略して「リップ」と呼びますが、リップは英語で唇そのものを指すため海外では通用しません。
また、リップクリーム自体が和製英語であり、英語では「リップバーム」となります。
リップスティックの定義
棒状の口紅。
広辞苑 第七版 3079Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、リップスティックは唇を乾燥や荒れから保護するために塗る無色透明のものではなく、オシャレのための口紅であることが分かりました。
保護目的に塗るリップクリームも実際はスティック状のため紛らわしいですが、正確にはリップスティック=口紅となります。
つまり「リップクリーム」と「リップスティック」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- リップクリームは「唇を乾燥や荒れから守るために塗るクリーム」
- リップスティックは「スティック状の口紅」
となり、日本で言うところのリップクリームは保護目的のもの、リップスティックはオシャレ目的の口紅のことであることが分かりました。
つまり、日本で一般に「リップ」と言う場合に指すのは「リップクリーム」の方となります。
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