「実行」と「遂行」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも何かを行うことを指す言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「実行」と「遂行」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
実行の定義
「実行」を広辞苑で調べると、
実際に行うこと。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「実行」は計画や命令、決定した内容などを実際の行動に移すことであるとわかりました。
考える段階や準備する段階から一歩進んで、現実の行動に移すことを意味します。
やると決めたことを実際に行うという意味合いが中心で、結果がどうなったかというところまでは問われません。
重要なのは行動を開始し、実際に行ったという事実であるため、途中で中断したり期待した成果が得られなかったりしても、「実行した」という表現は成立します。

遂行の定義
「遂行」を広辞苑で調べると、
なしとげること。しおおすこと。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「遂行」は任された任務や計画、業務などを最後までやり遂げることであるとわかりました。
単に行動を始めるだけでなく、目的達成に向けて最後まで責任を持って進めるという意味合いが含まれています。
そのため、途中で投げ出した場合には「遂行した」とは通常言いません。
「遂行」という言葉には、完了や達成、責任を果たすというニュアンスが強く含まれています。
また、日常会話よりもビジネス文書や公的な文章で使われることが多く、やや硬い表現として扱われます。

つまり「実行」と「遂行」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 実行は「計画や命令を実際に行動へ移すこと」
- 遂行は「任務や仕事を最後までやり終え、責任を果たすこと」
となり、「実行」はスタートを含む行動そのものを指す言葉であるのに対し、「遂行」はゴールまで責任を持ってやり切ることを指す言葉であるということが分かりました。
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