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初めと始めの違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

言葉

「初め」と「始め」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも声に出すと同じ「はじめ」ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「初め」と「始め」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

初めの定義

「初め」を広辞苑で調べると、

ものごとを始めた時。てはじめ。
「初」は、一般に時に関して用い、最初や初期の段階の意で使う。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「初め」は物事の最初の段階やタイミング、時点を表す言葉として使われるということがわかりました。
たとえば、「一年の初めに目標を立てる」「会の初めに挨拶をする」など、時間の流れの中での区切りを示す際に使われます。

時間や回数の観点から物事の「最初」を示す際に用いられる語であり、「新しさ」や「まだ慣れていない状態」といったニュアンスで用いられることも多いです。

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始めの定義

「始め」を広辞苑で調べると、

ものごとを始めた時。てはじめ。
「始」は、物事の起りや開始をあらわし、「終」の対として使うことが多い。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「始め」は物事の動作や行為がスタートすること、すなわち、動き出しのポイントを表す言葉であることがわかりました。
たとえば、「作業を始める」「旅を始める」など、具体的な行為が始動する場面でよく使われます。

「何かをし始める」という意味合いが強く、単なる時点よりも「行動の発生」に焦点が当てられています。

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つまり「初め」と「始め」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 初めは「物事の最初の段階やタイミング、時点を表す言葉」
  • 始めは「物事の動作や行為など、動き出しのポイントを表す言葉」

となり、どちらも「はじめ」と読む言葉で「最初」や「開始」を意味しますが、「初め」は主に時間的な「最初の時点」を表す言葉であるのに対し、「始め」は行動や出来事がスタートする「開始の瞬間」を表す言葉である、ということが分かりました。

他にも「言葉の意味の違い」についてまとめています。

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