「配達証明」と「内容証明」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも郵便に関する用語ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「配達証明」と「内容証明」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
配達証明の定義
「配達証明」を広辞苑で調べると、
書留郵便物の配達を終えた時、その郵便物を配達・交付した事実を証明すること。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「配達証明」は郵便物を配達・交付した事実を証明すること、ということがわかりました。
「配達証明」は、「郵便物を送った」という事実を証明するための制度です。
例えば、重要な書類を送る場合や、契約の解約通知などを送る場合に利用されます。
「配達証明」は、相手が郵便物の受け取りを否定した場合でも、証拠として有効となります。
つまり「配達証明」とは、郵便物が相手に届いたことを証明する制度です。
内容証明の定義
「内容証明」を広辞苑で調べると、
郵便局において、書留郵便物にした文書の内容を謄本で証明すること、またその制度。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「内容証明」は書留郵便物にした文書の内容を証明する制度、ということがわかりました。
「内容証明」は、郵便物の中身が何であるかを証明するサービスです。
例えば、契約内容の変更を相手に通知する場合や、請求書を送る場合などに利用されます。
「内容証明」を利用すると、郵便局が郵便物のコピーを保管し、裁判の証拠としても利用できます。
つまり「内容証明」とは、郵便物の文章の内容を証明する制度です。
つまり「配達証明」と「内容証明」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 配達証明は「郵便物を配達・交付した事実を証明すること」
- 内容証明は「書留郵便物にした文書の内容を証明する制度」
となり、「配達証明」は郵便物が相手に届いたことを証明する制度で、「内容証明」は郵便物の文章の内容を証明する制度であることがわかりました。
直営郵便局と簡易郵便局の違いはこちらでまとめています。
コメント