「岩盤浴」と「溶岩浴」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも健康増進を目的としたものですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「岩盤浴」と「溶岩浴」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
岩盤浴の定義
「岩盤浴」を広辞苑で調べると、
健康増進のため、温めた石の上に寝そべって体を温め、発汗を促すこと。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「岩盤浴」は温めた石の上に寝そべって発汗を促すこと、ということがわかりました。
「岩盤浴」は、温められた天然の岩盤の上で寝転がり、体を温める健康法です。
「岩盤」の温度は通常40度から60度程度で、遠赤外線により体を内部から温め、発汗を促します。
これにより、血行促進や筋肉のコリ、疲労改善の効果があるとされています。
つまり「岩盤浴」とは、温めた岩盤が発する赤外線を利用した健康法です。

溶岩浴の定義
「溶岩浴」は広辞苑に掲載がないため「溶岩」を広辞苑で調べると、
マグマが溶融体または半溶融体として地表に噴出したもの、また、それが冷却固結して生じた岩石。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「溶岩浴」は温めた溶岩の上に寝そべって発汗を促すこと、ということがわかりました。
「溶岩浴」は、火山活動で生成された「溶岩」を使用した健康法です。
「溶岩浴」は、「岩盤浴」よりも比較的高温で、短時間で効果的に発汗することができます。
また「溶岩」には多くのミネラルが含まれており、ミネラル補給の効果も期待できます。
つまり「溶岩浴」とは、温めた溶岩を利用した健康法です。

つまり「岩盤浴」と「溶岩浴」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 岩盤浴は「温めた石の上に寝そべって発汗を促すこと」
- 溶岩浴は「温めた溶岩の上に寝そべって発汗を促すこと」
となり、「岩盤浴」は温めた岩盤が発する赤外線を利用した健康法で、「溶岩浴」は温めた溶岩を利用した健康法であることがわかりました。
サウナの「ととのう」と「あまみ」の違いはこちらでまとめています。
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