「普通預金」と「定期預金」と「貯蓄預金」の違い、あなたは説明できますか?
どれも銀行でお金を預ける方法ですが、これらに明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「普通預金」と「定期預金」と「貯蓄預金」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
普通預金の定義
「普通預金」を広辞苑で調べると、
1円から預入れができ、いつでも出し入れ自由な預金。定期預金などに比して利率は低い。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「普通預金」はいつでも入金・引き出しが可能な預金方法であることが分かりました。
「普通預金」はいつでも出し入れが自由にできる日常遣いしやすい預金方法ではありますが、定期預金などに比べて年利が低いのがデメリットでもあります。
また、給与の受取りや、日常使いするお金の預金方法として広く利用されています。

定期預金の定義
「定期預金」を広辞苑で調べると、
銀行などが期限を定めてあずかる預金。期限を定め、原則として満期日まで払戻しをしない。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「定期預金」は預け入れる期間が決まっており、その期間は原則として引き出せない預金方法であることが分かりました。
「定期預金」は普通預金よりも利息が高いため、しばらく使う予定のないお金を貯めておくことに適した預金方法です。

貯蓄預金の定義
「貯蓄預金」を広辞苑で調べると、
換金は自由だが自動支払い・受取りができない預金。普通預金よりも金利が高い。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「貯蓄預金」は普通預金のように出し入れできるが、「給与振込・公共料金の引き落とし」などには使えない預金方法であることが分かりました。
残高に応じて利息が上がるため、出し入れの自由を残しつつも、まとまった金額を預けたい人や利息を高くしたい人に需要のある預金方法です。

つまり「普通預金」と「定期預金」と「貯蓄預金」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 普通預金は「利息が低く、いつでも入金・引き出しが可能な預金方法」
- 定期預金は「普通預金よりは利息が高く、一定期間引き出せない預金方法」
- 貯蓄預金は「普通預金のように出し入れできるが、給与振込・公共料金の引き落としなどには使えない預金方法で、普通預金よりも少し利息が高い」
となり、「普通預金」、「定期預金」は「貯蓄預金」は引き出しの自由と利息に違いがあることが分かりました。
「NISAと積立NISAの違い」についてもまとめています。







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