「フリーター」と「フリーランス」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも自由な働き方のイメージですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「フリーター」と「フリーランス」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
フリーターの定義
「フリーター」を広辞苑で調べると、
(フリー‐アルバイターの略)定職に就かず、アルバイトなどを続けることで生計を立てる人。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「フリーター」は雇用が非正規であり、アルバイトやパートタイムの労働形態で働く人であることが分かりました。
フリーターは学業や夢の追及、転職活動など働きながら進路を模索しており、主に20代から30代の人々に多く見られます。
自由な働き方が可能ではありますが、雇用条件によっては、厚生年金や健康保険に加入できないことがあります。
フリーランスの定義
「フリーランス」を広辞苑で調べると、
(もと中世の傭兵の意)特定の組織に属さず仕事をする人。自由契約の記者・作家や無専属の俳優・歌手など。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「フリーランス」は自分自身で仕事を受注し、独立した立場で活動のできる個人事業主として働く人であることが分かりました。
フリーランスは企業や組織に属さず、クライアントと業務委託を結ぶ、雇用契約がないのが特徴の一つです。
社会保険や年金・確定申告は自己責任で手続きが必要になります。
また、IT、デザイン、ライティング、コンサルティング、エンジニアなど多岐にわたる幅広い分野で活躍することができます。
さらに、正社員やアルバイトと平行し“副業”として働くことも可能です。
つまり「フリーター」と「フリーランス」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- フリーターは「特定の正社員に就かず、アルバイトやパートタイムの仕事で収入を得ている人」
- フリーランスは「個人事業主として働き、個人として仕事を受注し、収入を得る人」
となり、「フリーター」は雇用が非正規であり、アルバイトやパートタイムの労働形態で働く人であるのに対し、「フリーランス」は自分自身で仕事を受注し、独立した立場で活動のできる個人事業主あることが分かりました。
「フリーランスと個人事業主と自営業の違い」についてもまとめています。
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