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フクロウとミミズクの違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。  

自然・現象・生物

「フクロウ」と「ミミズク」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも夜行性の鳥の種類ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「フクロウ」と「ミミズク」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

フクロウの定義

「フクロウ」を広辞苑で調べると、

フクロウ目の鳥。大きさはカラスぐらい。顔は灰白色、額は褐色。背面・下面共に灰白色の地に褐色の縦斑があり、下面の方が著しく白っぽい。森の繁みや木の洞にすみ、夜出てノネズミなどを捕らえて食う。
フクロウ目は世界に約240種、日本には約10種が分布。そのうち、特にミミズクとの対比で耳羽(羽角)のないものをフクロウと総称するが、分類学上の区別ではない。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「フクロウ」はフクロウ目の鳥の総称であることがわかりました。

フクロウは顔の輪郭が丸く、広がったように見える顔面羽(顔盤)をもつのが特徴です。
この羽は音を集めて耳に届ける役割を果たしていて、小さな音を聞き分けることができます。
これにより、フクロウは目の見えない暗闇の中でも獲物を正確に捕らえることができます。

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ミミズクの定義

「ミミズク」を広辞苑で調べると、

フクロウ目フクロウ科の鳥のうち、頭側に耳のように見える長い羽毛(羽角)を持つものの総称。ワシミミズク・オオコノハズクなど。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「ミミズク」はフクロウ目のうち耳のような羽毛をもつ種類の総称であることがわかりました。
羽角は耳のような形をしていますが、音を集めたりするような機能はありません。

ミミズクの「ズク」は、日本の古語で「フクロウ」を指す言葉です。
つまり「ミミズク」とは「耳のあるフクロウ」という意味になります。

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つまり「フクロウ」と「ミミズク」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • フクロウは「フクロウ目の鳥の総称」
  • ミミズクは「フクロウ目の鳥のうち、羽角をもつ種類」

となり、「ミミズク」は「フクロウ」の一種で、耳のような羽が生えている種類である、ということが分かりました。

その他「生き物や植物の違い」についてもまとめています。

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